禁酒が自信に変わる！新年1月に禁酒する「ドライジャニュアリー」で人生の質を高めよう

2020年、オリンピックイヤーの幕開けです。

今年1年、素晴らしい年にしたいですね。

今日は、年始の話題にふさわしいと思い、

「アルコール・チェンジUKという団体がが提唱していて、イギリスのサセックス大学がその効果について研究結果を発表している、「ドライジャニュアリー」についての話です。

ドライジャニュアリー（Dry January）とは

ドライジャニュアリーとは、「1月の1か月間はお酒を我慢しましょう！」という、イギリスで始まった「断酒キャンペーン」です。

日本と同じですが、アルコールを頻繁に飲む文化のイギリスで、

1年間飲みまくったカラダを整えるため、新年を迎えた1月の1ヶ月間だけはアルコールを断ち、

残りの11ヶ月を健康で充実した生活を送りましょう、という健康キャンペーンです。

1月に断酒するので、「ドライ（禁酒の）ジャニュアリー（1月）」という、訳すなら「禁酒の1月」って感じです。そのまますぎますね^^

もともとはアルコール依存症の人のサポートが目的ではじめられたのがきっかけらしいのですが、

1ヶ月の断酒に成功した人は、その後長期的に見てもアルコールの量が減る確率が高かったというデータがあるんだそうです。

詳細は、イギリスの「アルコール・チェンジUK」という団体のHPに書かれていて、さらには2018年にはイギリスのサセックス大学で調査が行われ、調査結果とその効果が公表されています。

サセックス大学の研究では、1か月間の断酒により、さまざまな『人生の質を上げる』効果があったと報告しています。

2018年に、ドライジャニュアリーに取り組んだ800人を対象に、

『アルコール量以外の効果』を調べた結果、

を感じたとのことです。

他にも睡眠改善・健康改善・活力増加・体重減少・集中力の増加、

肌質改善というさまざまな効果があったといいます。

調査報告書では、自分が自分を自制できたという「セルフコントロール感」が「人生の質を上げる」効果があったとまとめています。

レポートの最後の方には、

“Put simply, Dry January can change lives. “
「簡単に言うと、ドライジャニュアリーは人生を変えます。」

と書かれています。

サセックス大学の研究チームの調査結果
http://www.sussex.ac.uk/broadcast/read/47131

ドライジャニュアリーに参加し、達成したできた人にとってセルフコントロール感が増したのが一番のポイントです。

「お酒を我慢しただけでしょ」と思うかもしれませんが、達成すると「決めたことをやり遂げた」という「小さな成功体験」は自信につながり、最後は自己肯定感につながります。

決めたことができた
↓
達成感
↓
自分自信を持つ
↓
自己肯定感

1年の初めに達成感を味わうと、残りの11カ月をモチベーション高く過ごすことができるのではないでしょうか。

アルコールをあまり飲まない人にとって断酒することは簡単すぎます。

ドライジャニュアリーはお酒に限りません。自分にとって高すぎるハードルではなく「達成可能」な目標を設定して、さらにそれを短い期間に限定してやってみるのが効果的です。

なので、好きな食べ物、たとえば「おやつ」を1か月間完全にやめてみるというのでもOKです。

ドライジャニュアリーを応用して、お酒だけに限らず「止めたいと思う生活習慣」や「悪しきルーティン」をとにかくまずは「1か月だけ」我慢してみる。

その1ヶ月の「我慢」を通じて得られた「達成感」や、それに付随する「良い結果」がご褒美となって、「やればできる」ことで前向きになれるはずです。

今日は、イギリスのドライジャニュアリーという断酒キャンペーンについて書いてみました。

1年の最初の1か月間、好きなことの我慢を通して「自分はやればできる」という自信を持つことで、その年の残りを月を有意義に過ごせるなら最高です。

さらに言えば、別に1月にこだわる必要もなくて、やろうと思ったらいつから始めてもいいと思います。

まずは決めたことをやりきって自分に自信をもって人生の質を高めましょう！

最後までお読みいただきありがとうございました。