お正月前になると親戚の家に挨拶にいくことも多いかと思います。
子供たちが期待しているのはもちろんお年玉。
ところが、渡す側として悩ましいのが『お年玉の相場』と『いつまであげるのか』ということ。
僕の甥っ子や姪っ子にお年玉をあげるときいつも悩みます。
周りの人はいったい何年生にいくらあげているのか?
気になったので検索してみたのですが、国の調査というものはないようなので、各自で調査をしている機関の結果をいくつか集めてみました。
お年玉の金額やいつまであげるのかを決めるときの参考になれば幸いです。
①住信SBIネット銀行株式会社
住信SBIネット銀行株式会社が2,681名からの回答結果としてまとめたものが公表されていました。
お年玉の金額の相場と、いつまであげたらいいか?について調査を行った結果です。
金額は以下の通り。大学生には「あげなくてもよいのでは?」という回答でした。
- 未就学児:1,000円以下
- 小学校低学年:3,000円
- 小学校高学年:5,000円
- 中学生:5,000円あるいは10,000円と二分化
- 大学生以上:なし
住信SBIネット銀行株式会社
http://www.sbigroup.co.jp/news/pr/2018/1220_11379.html
②川崎信用金庫の調査
神奈川県川崎市の川崎信用金庫による調査があります。
2015年なので少し古いデータですが、「お年玉とお正月調査」という調査を実施しており、小学生に限定してお年玉に関する調査結果を公表しています。
回答数589名、もらった総額の平均は 24,971 円でお年玉をくれた人数は平均5.3 人という調査結果でした。
学年別の内訳は以下のようになっています。
- 小学校1年生~3年生の低学年の平均:3,931円
- 4年生~6年生の平均:5,487円
- 全学年平均:4,664円
川崎信用金庫
https://www.kawashin.co.jp/local/pdf/2015otoshidama2.pdf
③明光ネットワークジャパンのアンケート調査
学習塾「明光義塾」を展開する株式会社明光ネットワークジャパンによる2018年のアンケート調査がありました。
小学4年生から中学3年生までの子供を持つ親500名を対象にアンケートを行いました。お年玉をあげる金額と、何年生くらいまでお年玉をあげるかという調査です。
その結果、お年玉の金額について適切だと思う金額については
- 小学生「3,000円台」
- 中学生「5,000円台」
- お年玉をあげる年代「高校生まで」と答えた人がが最多(47.0%)でした。
また、7割以上の親がお年玉は経済的負担になると回答しています。
給料がなかなか上がらない時代に、大きくなる子供に合わせてお年玉だけが金額UPしていくとなると、確かに負担になりますよね。
株式会社明光ネットワークジャパン
https://prnavi.jp/pr/20190108/62514/
④読売新聞2019年12月30日の記事
最後は、読売新聞掲載の記事からです。
読売新聞2019年12月30日の記事の中に、お年玉の金額に関する記事がありました。
調査自体は、学研教育総合研究所による以下の調査結果からまとめたものです。
- 小学生白書Web版2019年8月調査
- 中学生白書Web版2017年8月調査
- 高校生白書Web版2018年9月調査
いくらあげる予定か?という質問結果として、
- 小学生低学年:4,399円
- 小学生高学年:5,302円
- 中学生:8,699円
- 高校生:11,751円
- いつまであげるか?という質問結果としては
『高校生まで』と答えたのが49.6%と最多でした。
まとめ
お年玉の相場について調べてみました。
今回の調査結果をながめていると、
小学生:3000円~5000円中学生:5000円~10000円、高校生:10000円超という範囲になっています。また、お年玉を上げる年代は高校生までというのが相場といったところでしょうか。
これらの調査結果が、お年玉の年代別の金額やいつまで渡すのがいいのか?を決めるときの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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