みなさんは不用品の処分ってどうしていますか?
人からいただいたブランド品だけど自分では使わないものや、海外旅行の外貨の残りなど。
そんな家庭の不用品を処分したいな~と思っている人もたくさんいると思います。
不用品と言えばメルカリ、ヤフオクなどがありますが、商品説明を考えたり、商品を発送したりと結構手間がかかりますよね。
『不要なブランド品、使わない金券や外貨がある。でも、面倒なことは嫌。』
そんな人に試してみてほしいアプリがあります。
その名は『CASH』
処分したいアイテムとブランドを選択して、写真を1枚送るだけで、速攻で買い取り額が決まり、即現金が振り込まれる、「現金化アプリ」です。
イメージ的には「ネット上で買取ショップに売る」という感じです。
目の前にあるものがなんでも即現金に化けるというサービスに、当時ネット上ではかなり話題になりました。
逆に、以下のような人には向きません。
メルカリ、オークションへ出品する手間が苦じゃない。
ノーブランドでも希少性がありプレミアがついているアイテムを処分したい。
今日はそんな現金化アプリ『CASH』についてご紹介します。
そして、このCASHという現金化サービスという事業をめぐって繰り広げられる会社の売買の話も興味深いのでお時間があれば読んでみてください。
こんなアプリがあるんだ、と知っておくだけでも、一つの話題になったり、いつか役に立つときがあるかもしれないので、もし興味があったら最後まで読んでみてください。
不用品を速攻で現金化できるアプリ「CASH」とは
「CASH」は「目の前のアイテムが一瞬でキャッシュに変わる」というキャッチコピーのとおり、写真で撮影したアイテムに対して即時に査定額が提示され、同意すれば即現金化できるアプリです。
android、ios両方に対応しています。
アプリにたまった金額は、最短3営業日で口座に振り込まれます。
2017年のサービス開始から、このアプリと運営会社は何かと話題になっていました。
この話題については後ほど説明します。
CASHの3つの特徴
①必要なキャッシュを瞬間的に受け取れる
対象アイテムの写真を撮るだけで、すぐにキャッシュを受け取ることができます。
②取り扱えるアイテムが豊富※
洋服や財布・バッグ、スマホのほか金券・ギフト券など幅広いアイテムが対象となります。
※ノーブランドやファストファッションは対象外です。
③自宅まで集荷に来てくれます
買取に同意したアイテムは、2週間以内にCASH側に送ることになっていますが、日時を指定するだけで宅配業者が集荷に来てくれるので配送の手間もかかりません。※金券は除きます。
CASHのメリットはフリマより圧倒的に楽なところ
①出品する時に商品の詳細を考える必要なし
ヤフオクやメルカリのように商品説明は不要。
コンディションを選択して、写真1枚撮って終わりです。
②すぐに査定額がわかり同意すれば買取確定!
アイテムの写真を撮るだけでその場で査定額が表示されます。
家にいながら手軽に査定ができます。
査定額が出たら、その金額で買取を依頼するのかどうか考えてOKとなれば取引完了です。
あとはアプリ上から集荷予約をすれば宅配業者が自宅まで来てくれます。
アイテムは自宅にあるダンボールや袋に詰めて渡せばOK。
③現金化が早い
売ったアイテムのキャッシュはアプリ内のウォレットに反映されますが、振込依頼をすると最短3日で登録した自分の銀行口座に振り込まれます。
④メルカリでは扱えない外貨が扱える
メルカリでは現金を売ることはできませんが、CASHなら旅行で残った外貨を買取ってもらえます。中途半端に残った外貨を処分するのに最適です。
利用までの手順
手順は簡単です。
送信すればすぐに査定額が提示され、承諾すると専用のウォレットに金額が表示されます。
まだこの状態では、アプリに金額がたまっているだけ(上記の図ではまだ何も売っていないので0円です)なので、ここで真ん中の「キャッシュ」を選択すると手数料250円が差し引かれ、自分が登録した銀行口座へ買い取り額が振り込まれます。
この間最短で3営業日!なお、引出し可能な金額は300円からです。
「CASH」のネット上での話題とは?
最初にも書いた通り、現金化アプリ「CASH」のサービスを巡ってはネット上でかなり話題になりました。
CASHは、創業者の光本勇介氏が立ち上げた株式会社バンクという会社のサービスでした。
2017年6月28日のサービス開始後16時間で3億6000万円以上がキャッシュ化され、査定機能を一時停止するためにサービス停止となりました。
そして約2ヶ月後の2017年8月24日にサービス再開となりました。
このベンチャー企業バンクのサービスを有望視したネットサービス大手のDMM.comは2017年11月21日、70億円かけてバンクの全株式を取得し子会社化しました。
ところが翌年2018年2月、バンクの創業者光本氏がMBO(経営陣買収)を実施し、DMMから5億円で買い戻すことになりました。
DMMは単純計算で65億円の損失となりますが、それまでにDMMは運転資金を20億円バンクに貸し付けていて、これを5年で返済すると約束しているそうです。
そして2019年9月12日、 光本氏はバンクを解散すると発表。理由は、事業の成長に時間がかかると判断したためだとか。
同社が提供していた「CASH」と代金後払いの旅行サービス「TRAVEL Now」の2つの事業は、他社に売却する方針で、「TRAVEL Now」については2019年12月現在、東証一部上場企業の株式会社エボラブルアジアが運営しています。
2019年12月現在、サービス提供中のCASHについては複数社と協議中とのことで、事業の売却先はまだ明らかになっていません。
このニュースを聞いて「すぐ売却される不安定なサービス」と見るか、「いろんな企業が欲しがる有望なサービス」と見るかは意見が分かれるかもしれません。
いずれにしても注目のサービスであることは間違いありません。
<<ニュースソース>>
ITmedia NEWS「手持ちの品、即現金化「CASH」査定中止 初日に3.6億円分利用、「夢にも思っていなかった」と運営元」
ITmedia NEWS「「CASH」運営のバンクが解散 「成長に時間かかる」、サービスは他社に売却」
CASHの注意点と禁止行為
査定の最高額は20,000円まで
このアプリで査定できる上限は20,000円までです。
なのでそれ以上の高額なものについては自店舗に持ち込みましょう。
また、車についても査定することができますが、車の場合の査定ルールが少し違います。車の場合まずは50000円が入金され、後ほど査定という手順を踏むので注意が必要です。
金券・商品券、外貨は集配の対象外
金券や商品券等は集配の対象外で自分で送付しなければいけません。
簡易書留、レターパックなど紛失補償があり、追跡のできる配送方法で送る必要があります。
また、送料は客側の負担となります。
禁止行為
禁止行為に該当するとアカウントを停止されます。
- 複数アカウントの利用
- 取引期限の超過
- 偽ブランド品・盗品の送付
- 虚偽の身分証の提示
- 虚偽のブランド、カテゴリのアイテム送付
- 虚偽のコンディションのアイテム送付
- 複数の同一アイテム送付
- 受付対象外のアイテム(ノベルティ・ショップ袋・付録等)送付
- 未成年の利用
- その他当社がサービスを運営する上で問題であると判断した行為
買取できないブランドがある
以下のブランドなどは現在買取されません。
ほかにも、買取できないアイテムがあります。以下のようなアイテムは買取ができません。
他にもいろいろ注意点があるので実際に利用するときには利用規約をちゃんと読んでおきましょう。
個人的におすすめの使い方は『商品券の処分』
僕はブランド品を持っていないので、それを売るということがあまりピントきません。
ですが、ビール券や商品券などの金券はときどきいただくことがあります。
使うこともないので、しばらく持っていても結局金券ショップ行きとなっています。
ただ、金券やギフト券はチケットショップへ持ち込むのが結構面倒です。
それをアプリで写真を撮って、換金できるのはかなり便利です。
アプリに溜まった現金をを口座へ振り込むのに250円の手数料がかかるとはいえ、もし電車にのってチケットショップに行くと考えればあまり大きなデメリットでもないと思います。
まとめ
今日は不用品をすぐに現金化できるアプリキャッシュをご紹介しました。
サービス開始からまだ2年しか経っていませんがネットで注目のサービスです。
これからどう伸びるか楽しみなところです。
もしご家庭に不用品がある入らない金券ギフト券があるそんな時いちどこのアプリを試してみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
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