電子メモ?そんなの必要ないよ。メモなんて裏紙使えばいいんだし。
必要ない必要ない・・・
いや、もしかしたら商談で使うかも・・・そういう部署じゃなかったか。
・・・でも、でもなんか面白そう!
結局心が動いてしまい、価格も1000円くらいと安かったので電子メモパッドを衝動買いしてしまいました。
まったく、経済は感情で動くものですね。
今日は株式会社NAKAGAMIの低価格ブギーボード(電子メモパッド )SMALY-MM1のレビューです。
ブギーボード(電子メモパッド)とは
ブギーボード(電子メモパッド)とは書いたり消したりが自在の電子メモ帳です。
IT用語辞典によると、こう書かれています。
ブギーボードとは、iMPROV ELECTRONICSが開発した感圧式タッチパネル式のメモパッドである。日本ではキングジムが輸入販売を行っている。
IT用語辞典
ブギーボードは「電子メモパッド」、すなわち、感圧式ディスプレイにスタイラスペンで書き込みを行い、普通の紙媒体のメモパッドのような感覚で扱える電子デバイスである。筆圧に応じて線の太さを変えることができ、書き込みはボタン一押しで全消去できる。画面に記入内容を表示させるだけならバッテリーを消費しない。書き換えは数万回単位で行うことができ、製品によっては電池を交換してまた使える。
ブギーボードの初代モデルは2010年1月にアメリカで発売され、その年の半ばまでに20万台以上を売り上げたとされる。日本でも同年10月にキングジムから発売されている。
ブギーボード(電子メモパッド)の仕組み
ちゃんと理解しようとすると難しそうですが、簡単に言ってブギーボードの仕組みは、液晶の中の物質の化学反応によるものだそうです。
最初の状態(リセットボタンを押した状態)では、液晶の中の物質の分子が整列していて、下にある黒いパネルまで光を通します。
ペンの加圧によって液晶の中の分子が整列方向が崩れると、その部分だけ光を透過しなくなり、いわゆる「すりガラス」のように光を散乱するので、字が書けた状態に見え、リセットボタンで電圧をかけるとそれらの分子が再度整列して背景の黒色を透過して字が消えたように見えるという仕組だそうです。
付属のペンは加圧しているだけなので、もちろんインクも不要。極端に言えば爪でも書くことができます。
画面を傷つけない程度のもので加圧できれば何でも書くことができます。
そして、加圧する力加減で文字の太さも変わります。
ただし、かなり強く書かないと太くは書けません。
太く書くためにはけっこう強く押さえつけるのでキズが付かないか気になるかもしれません。
↑写真を撮るために書いてみましたが、一番下の太い線はけっこう力が必要でした。
SMALY-MM1の特徴
今回購入したSMALY-MM1という電子メモパッドは、愛媛県の株式会社NAKAGAMIという会社の製品です。
会社のHPの製品一覧には自社製品として紹介されています。ただし、パッケージの裏には「輸入元」として株式会社NAKAGAMIの名前が書かれているので、海外に生産を委託した自社製品ということでしょうか。
本体サイズは縦22.6cm×横14.6cm、厚さは5ミリと超薄です。
画面サイズは8.5インチです。
8.5インチと言われてもピンとこないので、画面部分を物差しで測ってみると縦が約17センチ、横が約12センチでした。
付属品は本体とペン、日本語説明書。
電池はCR2025が最初からセットされています。
テスト用電池なので持ちは短いかもしれません。
説明書によると、リセットボタンの使用回数は5000回~8000回とのことです。
重さは付属のペンを含めて141gでした。
SMALY-MM1の良いところ
価格が安い
電子メモパッドの本家、キングジム<KING JIM>ブギーボードBB-1GXの価格は4000円くらいするのに対して、 SMALY-MM1 は1000円程度とかなり安く買えます。
他のメーカーの安い製品はネット通販で見かけますが、海外品の場合ちゃんとした日本語の説明書がついていることはあまりありません。
Amazonでの価格変動はあまりありません。(データ:keepaより)
海外品でもやることは一緒なんですけど日本の会社が扱っているという安心感の面でポイントが高いです。
マグネット付きで冷蔵庫に貼れる
主婦の方が、買い物リストを書いて貼っておく場合など、マグネットがついているのは痒い所に手が届く気遣いだと思いました。また、テーブルの上に置く場合も付属のペンを使って写真立てのように立てかけることも可能です。
リセットボタンのロック付き
基本的には消えてもいいメモなので、そんなに消えることを心配していないのですが、
もし、出かけるときに家族へのメッセージとして残しておきたいなら、誤消去防止のためのロックはありがたいかもしれません。
SMALY-MM1のイマイチなところ
暗いところでは見えにくい
これは、他の電子メモパッドでも同じかもしれませんが、バックライトがないので、暗い場所では文字が見えにくいです。
保存ができない
保存機能はありません。メモ書きと割り切って使いましょう。
色分けができない
単色のみで色分けはできません。
上位機種ならこんなものも
本家のキングジムのブギーボード (キングジムBB-13クロ)は
ボードが半透明液晶で下に敷いたものを写すことができるものもあります。
ただし、値段は5000円代とけっこう高めです。
Amazonの価格推移を見ると最近少し安くなっています。それでも5300円なので迷いますね。
まとめ
今回購入した株式会社NAKAGAMIの低価格ブギーボード(電子メモパッド )SMALY-MM1は
1000円という値段から考えてかなりお得だと感じました。
メモなんて、100均のメモ用紙でも広告の裏紙でもなんでもいいと言ってしまえばそれまでです。
ブギーボード(電子メモパッド)は生活必需品ではありません。
でも、遊び心をもったアイテムで日常を少し楽しくしてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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