OneOdioのFusionA70を買ってみた感想。4000円台のヘッドホンは満足できるのか?

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以前から使っていたBluetoothヘッドホンがダメになったので、買い替えることにしました。

音質にはそこまでこだわりがないので選ぶ基準は価格優先、性能はそこそこであればOK。

とはいえ、音質が悪すぎるのも嫌なので、以前使っていたヘッドホンを基準にある程度の音質と機能を兼ね備えたものを探すことにしました。

ちなみに以前使っていたのはMPOWというメーカーの「MPBH059AB」というワイヤレスヘッドホンで価格も3000円程度でしたが、今はもう販売されていません。

MPOWワイヤレスヘッドホン「MPBH059AB」のレビューはこちら

そして次のヘッドホンとして今回購入したのが、OneOdioというメーカーのBluetoothヘッドホン「FusionA70」です。色は革の部分がブラウン(合成皮革)でほかのパーツはシルバーで色合い的にもおしゃれなヘッドホンです。

購入価格は4000円台と低価格なヘッドホンですが、その性能はいかに?
以前に使っていたMPOWのヘッドホンと比べて、使ってみた感想を書きたいと思います。

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OneOdioってどこのブランド?

OneOdioは香港に拠点を置く、2015年に設立されたオーディオブランドで、多くのオーディオ製品を多数リリースしています。

OneOdio公式
https://oneodio.jp/

OneOdio(ワンオディオ)はオーディオ機器の製造・開発において10年以上の経験を有し、高品質かつコストパフォーマンスに優れたヘッドフォンを各種取り扱っております。
DJ、モニター、ハイレゾ業界にしっかりと根を下ろし、OneOdioは確たる評価を得ております。
また、ヨーロッパ、北米、アジアなど30カ国以上のANC業界において、ユニークなサウンドと音楽体験を創造し続けています。

日本ではAmazonでの販売が中心で店舗で商品を見ることはまずありません。

OneOdio Amazonのショップ

OneOdio
すべてのOneOdioヘッドホン

OneOdioのFusionA70の特徴

附属品

①ヘッドホン本体
②MicroUSB充電ケーブル
③日本語取扱説明書
④キャリーポーチ
⑤3.5mmミニ ステレオコード【1.2M】
⑥3.5mm-6.35mm カールコード【2~3M】
⑦保証書

FusionA70のスペック

ヘッドホンジャック3.5mm+6.35mm
インピーダンス (Ω)32 Ohm
接続方式有線&ワイヤレス
素材プラスチック
付属品キャリーポーチ、日本語説明書、3.5mmミニケーブル、6.3mm/3.5mmカールコード、MicroUSB充電ケーブル
付属機能音楽シェア, 二穴接続・音源ミックス
製品サイズ16.6 x 9.2 x 18 cm; 460 g

FusionA70最大の特徴は2種類のケーブルが使えること

このヘッドホンの最大の特徴は、6.35mmと3.5mmの2つのジャックがあること。つまり、2つの音源から同時に音を聞くことができます。

Amazonより

これができると、たとえば6.35mmのケーブルをギターアンプに接続して自分が弾いたギターの音をヘッドホンで聞くことができます。

同時に、3.5mmのジャックをiPhoneなどのプレーヤーに接続すると、iPhoneで音楽をかけながらギターの練習をする、といったことができます。

・・・音楽を聴くだけの僕には必要な機能ではありませんが(笑)

OneOdioのFusionA70は低価格、4000円台でも購入可能

FusionA70は通常時で5000円台、うまくいけば4000円台前半で購入できます。

僕はAmazonで購入したのですが、購入は2021/5/9、購入価格はキャンペーン価格で4480円でした。

ちなみに定価は6230円(税込)です。

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FusionA70の価格推移

ときどきタイムセールをやっていたり価格を下げたりしています。

カラーバリエーションは4色

今回購入したのはシルバーですが、カラーバリエーションは4色あります。

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OneOdioのFusionA70を使ってみた感想

これまでMPOWのヘッドホンを2台使ってきたので操作に対する慣れはあるものの、OneOdioのFusionA70を買ってみて、2つを比較した個人的な感想を書きます。

OneOdioのFusionA70の質感

イヤーパッドは適度に柔らかく耳をやさしくホールドしてくれます。


シルバーの部分はアルミ製の感じはなくプラスチックであることはすぐわかります。商品紹介ページによると素材はガラス繊維を練り込んだナイロン樹脂なんだそうです。安っぽさはありませんが質感は値段相応という感じ。

前に使っていたヘッドホンは2年くらいでイヤーパッドの部分がボロボロになりました。使っていると周りに黒いカスがちらばってしまいます。

FusionA70もイヤーパッドは合成皮革なのでいずれ同じようにボロボロになると思うのですがイヤーカフはどれくらい持つのか、結果が出れば追記したいと思います。

ボタンの操作性はMPOWのほうが上

Bluetooth接続している状態でFusionA70できる操作は次の4つです。

①電源のオン・オフ
②音量の上げ下げ
③音楽の再生・一時停止、次の曲、前の曲の再生
④通話の応答、終話

MPOWでも同じことができましたが、ボタンの操作性や分かりやすさはMPOWの方が上でした。

その理由はボタンの大きさや表示です。

たとえば、聞いている音楽を一時停止したいとき、MPOWはヘッドホンの真ん中に一時停止や再生の大きなボタンがあり、表示もわかりやすくなっていたのですが、FusionA70は「電源ボタン」を押さなくてはいけません。

取説を読んで理解すればわかるのですが、直観的な操作ができるか?というと「わかりにくい」と言うしかありません。

次の曲や前の曲にしたいときも、MPOWは「次へ」や「前へ」のボタンがあるのでわかりやすかったのですが、FusionA70は音量ボタンの「+」と「-」を「長押し」する必要があります。

覚えてしまえば問題ないのですが、表示については「不親切」だと感じました。

FusionA70のバッテリーの持ちは50時間!

これは、以前使っていたMPOWも20時間連続再生と書かれていたのですが、実際に20時間連続再生したことはありません。

FusionA70では以前のバージョンの25時間から改良され約50時間の再生ができるそうですが、実際に経験はしていません。ちなみに充電時間は2.5時間~3時間です。

音質は低音、中音、高音どれも不満な部分なし

音については好みがあると思います。「Jazz & Bossa Collection」というチャンネルで流れている音楽を聴いてみたのですが、

ベースの低音もしっかり拾っていて高温もシャリシャリする軽い感じもなく十分に満足できるレベルでした。

FusionA70は汚れが目立たない

MPOWはプラスチックの部分が光沢のあるブラックだったので、指紋やくすみが目立って気になりました。

FusionA70は選んだ色がシルバーということもあるのですが、シルバーアーツがつや消しなので指紋や汚れが目立ちにくくなっています。

CVC8.0ってすごいの?

FusionA70には、通話中のノイズをキャンセルしてくれる「CVC8.0ノイズキャンセリング機能」があります。

ただし、このノイズキャンセルは、高級ヘッドホンなどで見かけるアクティブノイズキャンセル機能とは別物です

CVCは「Clear Voice Capture」の略でクアルコム社のソフトウェア技術で、通話中の雑音やノイズをカットしてくれる機能で、音楽を聴くときのノイズキャンセルとは違うので音楽再生時のノイズキャンセルではありません

ヘッドホンをつけて通話をするなら便利な機能です。

気になった点

接続して音楽を再生した最初の10秒くらいは、音がプツプツと途切れます
すぐに安定して音の途切れはなくなるのですが、MPOWにはなかったことなので少し気になりました。

まとめ

今日は、OneOdioという香港のオーディオメーカーのFusionA70という密閉型のBluetoothヘッドホンを買ってみた感想をレビューしました。

Bluetooth5.0で50時間再生、音質も十分満足できるレベルで実際の価格が4000円台なので、結論としては十分満足のいく買い物となりました。ボタンの小ささや操作性については慣れていくしかないのかなと思います。

日常で使う低価格のヘッドホンを探している方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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