新型コロナウイルスによる緊急事態宣言を受けていち早く動いた大阪モデルの実施など、非常事態下でのリーダーとして力を発揮し、知事として高い評価を受けている吉村洋文大阪府知事。
国の決定に従うだけではなく、独自に考え決断するリーダーとしてその毅然とした態度は、頼りになるリーダーとして人気も急上昇です。
この吉村知事ってどんな人なんだろう?と興味を持たれた方も多いのではないでしょうか。
ところが、吉村知事はコロナに関する報告以外であまりメディアに登場することはなく、あまりトーク番組などでいろいろな話をすることがありません。
今日は、そんな吉村洋文大阪府知事が、まだコロナによる緊急事態宣言前に出演した番組の中で話されていた、今のところWikipediaには載っていないエピソードをご紹介します。
ネタ元は、橋下徹さんがナビゲーターを務める『みんなのJAPAN MOVE』という番組に2020年1月にゲスト出演した時の中でのエピソードです。
吉村洋文知事ってどんな人?
吉村知事の生い立ちや政治家としての活動はWikipediaに載っているので、詳しくはそちらを参照してください。wikiへ
ここでは簡単に紹介します。
吉村 洋文(よしむら ひろふみ)
1975年6月17日生まれ(44歳)
大阪府河内長野市出身。
1991年:河内長野市立千代田中学校卒業
1994年:大阪府生野高等学校卒業
1998年:九州大学法学部卒。
2000年:弁護士登録、税理士。
2011年:大阪市会議員
2014年:衆議院議員
2015年:大阪市長
2019年:大阪府知事
日本で2番目に若い知事だそうです。
最近はコロナ対応で「やつれた」とか言われていますが、オフィシャルHPの写真を見てもイケメンであることがわかります。
ご本人はスーツは嫌いだそうですが、似合ってますよね。
多忙な知事職。吉村知事は休みの日に何してる?
今回のコロナ対策で吉村知事を知った人もいると思います。
2020年4月ごろのTwitterでは「#吉村寝ろ」というハッシュタグがついたツイートも多数見られ、ご本人もSNS上でのねぎらいに感謝をしていたそうです。
新型コロナウイルスへの対応で多忙を極める姿に「吉村寝ろ」など、SNS上などでねぎらいの言葉が多くあがっている大阪府の吉村洋文知事。4月15日におこなわれた定例会見で、「当たり前のことをしているだけなのに言葉をかけていただいて、本当に感謝しかない」と語った。
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橋下徹前知事も言っていましたが、知事職は24時間365日プライベートがありません。何かあれば夜中でも判断をしなければなりません。
そんな吉村知事、橋下さんから「休みの日は何をして過ごしているの?」と聞かれると、
「ひたすら家にいます」と答えていました。
けっこうインドア派なのかと思いきや、大阪府知事に就任した2019年の夏ごろ、大型バイクの免許を取りに行っています。
それまでに中型免許はもっていて、大型バイクの免許を持っている維新の会の代表の松井さんや橋下さんとツーリングに行ったこともあるようです。
知事という立場を忘れて、他の生徒に交じって教官に教えてもらうのは新鮮だったそうです。
2025年の大阪万博誘致のために体を張ったPR活動
2025年、大阪が愛知万博以来20年ぶりの開催国として選ばれましたが、その誘致活動のために体を張ったエピソードを話していました。
万博の開催にあたっては、フランスにBIEという博覧会国際事務局が常設されていて、170の加盟国の中で万博の開催地が選ばれます。
立候補した国のうち、加盟国の投票によって決まるので、得票のために各国に対してアピールをしなければなりません。
当時の吉村さんは大阪市長として多くの国に出張し、万博誘致のためのPRを行ってきました。
こうしたPRの効果もあり最終投票でロシアを破り、見事2025年の大阪万博誘致が決まりました。
吉村知事、カザフスタンで獣の匂いの馬乳酒を飲む
カザフスタンでは馬乳酒のふるまいを受けたそうです。
馬乳酒は、馬の乳を原料とした乳酒の1種で、醸造酒であり乳製品でもあります。
地元の方がすすめる地元の飲み物なので断ることもできず、飲むことになったのですが、実は、その馬乳酒がめちゃくちゃ臭くて、お世辞にも美味しいとは言えなかったそうです。
「大阪でいうと、たこ焼きを振る舞ってもらったのに食べないわけにはいかないでしょ」と責任感からその獣臭い飲みものを飲んだものの、その臭さは強烈だったそうです。
「もうね、馬の匂いなんです。それに木の器に入った馬乳酒には毛がいっぱい浮いていました」
それでも我慢して飲んだのですが、あまりの臭さに、
「本当にこれを飲んでいるの?」と聞くと、地元の人は「ちゃんとしたものは病院で飲む」と答えたそうです。
もはやイッテQのイモトさんや出川さんが体当たりで行うロケのレベルです。
吉村知事はアフリカでライオンに襲われていた
BIE加盟国170か国中、約50か国がアフリカの国々であるため、アフリカは万博誘致において非常に重要な場所になります。
万博誘致のPRのためアフリカに行ったとき、ライオンパークのようなところに案内されました。
そこで、小さな檻の中で飼われていた子供のライオンと触れ合ってみないかと勧められました。
大きさはゴールデンレトリバーくらい。
しかし子供とはいえ百獣の王。
「本当に大丈夫ですか?」と聞くと現地の人は
「大丈夫、大丈夫!」と軽く答えました。その後つづけて
「ただし首は見せないで。それから背後を取られないように」というアドバイスが。
そういわれて吉村さんは「十分あぶないやん!」と思ったそうです。
そりゃそうですよね。危険たっぷりな状態です。
それでも断らずに檻に入るんですから本当に体を張ってますよね。
吉村知事の周りをぐるぐる回って様子を見るライオン。
その時の印象は「やっぱりライオンだなと思いました。なんだか狙われている感じ」だったそうです。
ライオンにしてみれば遊んでいるつもりだったんでしょう。
次の瞬間、いきなり足を噛まれ、急いでその場から離れると、ズボンには穴が開き、足からは血が出ていたそうです。
「やっぱり危険じゃないですか!」というと地元の人は
「いやこれは甘噛みだ」と言ったそうです。
危なすぎます。
まとめ
今日は、コロナ対策で人気急上昇の吉村洋文大阪府知事の、Wikipediaには載っていない万博誘致のときのエピソードをご紹介しました。
非常時こそ、その人物の器がわかるもの。
大阪府のリーダーとして府民の信頼を得た吉村知事の今後の活躍に期待したいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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