アンジャッシュ渡部さんの不倫報道で損害賠償は発生する?渡部さんは企業から訴えられるの?

日記・雑記

2020年6月11日、お笑いコンビ、アンジャッシュの渡部さんが、複数の女性との不倫を認め、芸能活動自粛すると発表しました。

週間文春のスクープでしたが、渡部さんは不祥事の内容が公表される数日前に関係者に謝罪と自粛発表をするという謝罪を先行。

今日、6/11の週刊文春で不倫報道が大々的に報じられました。

よく、芸能人の不祥事と損害賠償について報じられることがあります。

今回の不祥事は、違法薬物等に手を出したというような法律違反ではないのですが、不倫という社会的に許されないことをしたことによって、CM契約をしている企業のイメージを低下させたことは間違いありません。

多くのレギュラー番組を抱え、CMにも出演している今回の渡部さんのケースはどうなるのでしょうか?

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アンジャッシュ渡部さんの出演番組

サンケイスポーツの記事によると、渡部さんはコンビやピンとしてもレギュラー番組を多数抱えています。

これが渡部さんが出演している番組名と対応方法です。(コンビでの出演を含む)

番組放送局対応
GOLDRUSHJ-WAVE12日は相方の児嶋一哉が代役
ココロ部!NHK Eテレ配信停止。再放送未定
王様のブランチTBS13日から出演見合わせ
白黒アンジャッシュチバテレ一旦放送休止
相葉マナブテレビ朝日出演部分カット
所さんの学校では教えてくれないそこんトコロテレビ東京12日から出演見合わせ
LoveMusicフジテレビ14日から出演見合わせ
ヒルナンデス日本テレビ16日から出演見合わせ
行列のできる法律相談所日本テレビ14日から出演見合わせ
渡部の歩き方 グルメ王の休日配信配信済み

出典:サンケイスポーツ6/11(木)より

アンジャッシュ渡部さんの不祥事と損害賠償問題

芸能人の不祥事と損害賠償について報じられることがあります。

「複数の女性と不倫」という今回の場合はどうなんでしょうか?

芸能人の不祥事と損害賠償問題について、説得力のある記事を見つけました。

まとめ部分を抜粋して引用します。

タレントが出演するテレビCM契約は、クライアント企業は広告代理店と直接契約しており、芸能事務所やタレント個人は企業と直接には契約していない。したがってクライアント企業への直接の責任は広告代理店が負う。

不倫や薬物の使用によりクライアント企業がCM契約を解除することは可能。発生した損害に対する損害賠償請求も可能。

クライアント企業の損害賠償金の一次的な請求先は契約相手の広告代理店

タレント個人が破産するのは、賠償金を負担した所属芸能事務所から多額の損害請求請求(求償)された場合

ネタ元は、この記事です。
不倫や薬の使用で芸能人は企業からTVCM契約を解除され直接損害賠償請求されるのか?【現役法務部員が教えるタレントCM契約の中身】

とてもわかりやすく解説してくれています。ぜひご覧ください。

結論

芸能人の不祥事と損害賠償について、結論として、

タレントの不祥事によって企業イメージを低下させられ、CMの差し替えや番組の再編成などにかかった費用は、損害賠償額として請求される可能性は十分にある。

CM契約などの契約は、企業がタレントと直接は契約しないので、タレントが企業から直接賠償請求されることはない。

企業は広告代理店に対して賠償請求をし、広告代理店は芸能事務所に賠償請求する。

不祥事を起こしたタレントが所属事務所からその損害額を全額、もしくは一部を請求されるかどうかは、そのタレントの事務所への貢献度や事務所の方針によって違うので一概に言えない。

ということです。

今回の渡部さんの件はいったいどうなるのでしょうか?

いずれにしても、今回の件で渡部さんのタレントとしての復帰までは相当かかると思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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