我が家にとって毎日の洗濯の中で欠かせないのが「衣類乾燥機」。
バスタオルなどのタオル類は、普通に外に干したのと比べるととても柔らかくて肌触りがいいので、毎日必ず乾燥機を使っていました。
ところが数日前、いつものように運転ボタンを押すと、暴走族みたいな「爆音」がして空回りしている様子。
よくあるトラブルはドラムを回すベルトが外れたり切れたりするらしい。
ネットでみた手順で、裏ブタを外してベルトを確認してみると、ベルトは切れてない。
お手上げです。
これ以上分解する方法もわからないし、もし分解しても元に戻せる自信もない。かといって修理依頼してもいくらかかるか、こんな年末にいつ来てくれるのかもわからない。
ということで6年間毎日使った衣類乾燥機を買い換えることにしました。
少しでも安く買いたいので、ネットで購入したのですが、捨てる時になって初めて?知る事実。
「衣類乾燥機は粗大ごみでは捨てられない」
今回、自分でリサイクル家電を持ち込み処分してみて、いろいろ勉強になったので、体験談を書きます。
仕方なく自分で処分する人、少しでも安く処分したい人の参考になれば幸いです。
「衣類乾燥機」は粗大ごみでは捨てられない
衣類乾燥機は普通に粗大ごみとしては捨てられません。
捨てる時に初めて知りました、…って、すみません、嘘です。
いや、なんとなくそんな気がしていました。
ネットで調べるとやっぱりそうでした。
「めんどくせ~」
そんな言葉が出てきます。
捨てれば不法投棄になりますし、そもそも待っていても誰も回収してくれません。
衣類乾燥機は「リサイクル家電」なので処分には費用が手続きが必要です。
店頭で買えれば業者さんにお願いもできるのですが、今回はネットで購入したので、自分で処分しなくてはいけません。
リサイクル家電を自分で処分するとき流れ
調べてみると、処分の流れ自体は簡単です。
以上です。
③が一番大変です。今回の衣類乾燥機のように重いものや大きなものとなるとなおさら大変です。
自治体によっては軽トラックを貸してくれるところもあるようなので、自分の住んでいる町に聞いてみるのもいいかもしれません。
以下で実際の手順をもう少し細かく説明します。
①リサイクル料金を調べる
処分する物によって、さらにメーカーによっても若干の料金差があるので、まずは料金を調べます。
そこで「RKC 一般財団法人家電製品協会 家電リサイクル券センター」でリサイクル料金を調べます。
PDF版もありますが、年度ごとに料金が変わる可能性もあるので最新版を確認しましょう。
②郵便局でリサイクル料を払い込みリサイクル券を入手
料金を調べたら、次にリサイクル料金を支払うのですが、リサイクル料金は郵便局で支払います。
用紙は複写式になっていて、機種やコード番号、住所や氏名など必要事項を記入して料金を支払うと、その複写式用紙の一部がリサイクル券になります。
リサイクル金を払う場所は処分場ではないのでご注意ください。
用紙は郵便局に備え付けられています。
郵便局の窓口で「リサイクル券の用紙をください」と伝えればもらえます。
〇リサイクル家電にはメーカーや種類にそれぞれコードが決められている
リサイクル券の記入欄には、メーカーや品目のコードを記入する欄があります。
品目は種類が多くないのでコードはすぐにわかります。
今回は衣類乾燥機なのでコードは40です。
メーカーは、一般的な大手メーカーであればすぐにわかるのですが、マイナーなメーカーの場合、リサイクル料金表で調べておきます。
こんなふうに表になっています。
実は、「家電リサイクル券の有効期限は、郵便局での振込日の翌日から10年」となっています。
ただし、消費税の改定などによってリサイクル料が変更される可能性もあるため、やはりリサイクル券を購入したらできるだけ早く処分しましょう。
③指定処分場所に持ち込む
リサイクル家電は各都道府県ごとに処分場が決まっています。
「一般財団法人家電製品協会」のページで日本全国の指定処分場所を探すことができます。
自分の住んでいる地域の処分場を検索します。
業者さんに処分してもらったらいくらかかるのか?
もし、こんな面倒なことを避けるために業者さんに処分を頼んだらいったいいくらかかったのか?
家電リサイクル受付センターのページで調べてみると、収集運搬の費用は衣類乾燥機の場合3000円程度!
対象の家電製品 | リサイクル料 | 運搬料 | 合計 |
エアコン | 990円 | 3,157円 | 4,147円 |
テレビ(15型以下) | 1,870円 | 2,618円 | 4,488円 |
テレビ(16型以上) | 2,970円 | 2,750円 | 5,720円 |
冷蔵庫(170L以下) | 3,740円 | 3,157円 | 6,897円 |
冷蔵庫(171L以上) | 4,730円 | 3,157円 | 7,887円 |
洗濯機(衣類乾燥機) | 2,530円 | 3,157円 | 5,687円 |
時間と労力を考えると、頼めるなら頼んだ方がよかったかも。
まとめ
処分の手順自体は簡単でした。
①リサイクル料金を調べる
②郵便局でリサイクル料を払込みリサイクル券を調達
③都道府県の指定処分場所に持ち込んで処分
これだけです。
今回、6年使った衣類乾燥機を処分するにあたって、いろいろ調べて勉強になりました。自分で持ち込んだので費用の節約にもなりました。
ただ、これが1万円とかするなら話は別ですが、3000円くらいなら払って業者さんに依頼した方が楽、というのが今回感じた結論です。
なにしろ衣類乾燥機は重かった!
22キロもあり、さらに洗濯機の上に設置していたので、そこから下に降ろすだけでも大変でした。
女性や高齢者ならもっと大変です。
ケガをしないためにも、業者さんに頼めるなら、処分を依頼したほうがいいと思いました。
以上、これから自分で処分を考えている方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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