毎年、この時期になると築地市場でマグロの初競りが行われます。
今年も1月5日(日)に初競りが行われ、またまた「すしざんまい」が落札しました。
その価格なんと1億9000万円!
すしざんまい社長、マグロ初競り1・9億円超で落札
東京中央卸売市場の豊洲市場(東京・江東区)で5日、元号が令和となって最初の初競りが行われた。
注目のクロマグロは、青森・大間漁港から届いた重さ276キロのクロマグロ。1キロ当たり70万円の値で落とされ、1体での総価格では1億9320万円だった。
競り落としたのは、マグロ大王の異名を持つ木村清社長(67)の率いる寿しチェーン「すしざんまい」(全国57店舗)を展開するつきじ喜代村。豊洲市場での最初の初競りとなった昨年も、クロマグロ1体での史上最高額となる3億3360万円(278キロ、1キロ当たり120万円)で競り落としていた。
ところで、この初競りで落札されたマグロはどこで、いくらで食べられるのでしょうか。
すしざんまい公式Twitterより
【速報】2020年の初競りにて大間産 276kgの最高級の本まぐろを1億9320万円にて落札いたしました。この後、築地の本店にてお披露目します。 pic.twitter.com/OUn6XtBaqZ— つきじ喜代村「すしざんまい」公式 (@zanmai_man) January 4, 2020
落札されたマグロはどこで食べられる?
正月に落札したマグロは全国57店舗に小分けして配送されるそうです。
全国のお店一覧(すしざんまいHP)
先程すしざんまい本店にて、本日落札した一番まぐろの解体ショーを行いました🤗276kgの本まぐろの解体ショーは大迫力👀❗️
この後、順次小分けにしてすしざんまい全店でご提供致します💓
みなさま、ぜひ最高級の本まぐろを食べに来てくださいね★ pic.twitter.com/HTf0NnXRsS— つきじ喜代村「すしざんまい」公式 (@zanmai_man) January 5, 2020
いくらで食べられる?
落札された価格とは関係なく、通常価格で提供されているようです。
大トロ398円、中トロ298円、赤身198円(いずれも税別)
今年、2020年の落札額は1キロ当たり70万円になります。かなり高額ですが、お店にしてみれば、テレビCMにかける「広告費」として考えれば安いのかもしれません。
CMは制作費だけでも1千万円かかる場合があり、1コマ流す枠代も視聴率によっては数百万円しますから、年間にして10億円単位がかかります。
AERAdotより
調査によると、『スシロー』は、20億円ほど広告に費やしているようです。それを『すしざんまい』は、初セリの話題がニュースやワイドショーに取り上げられることで、1年分の宣伝効果を見いだしていると言っても過言ではありません。
過去最高落札額は?
過去の最高額は、2019年1月5日、すしざんまいが落札した3億3360万円という金額が史上最高額となっています。
大間のマグロ3億3360万円 豊洲初セリで史上最高値
朝日新聞デジタル
豊洲市場(東京都江東区)で5日、新春の初セリがあった。昨年10月に築地市場(中央区)から移転して初めて迎えた正月。毎年高値が話題になる生の本マグロは、青森県大間産の278キロの大物が史上最高値の3億3360万円(1キロ120万円)で落札された。1キロ単価も史上最高だった。
まぐろ初競り 過去5年の落札状況
表を見てのとおり、ほとんどが「すしざんまい」が落札しています。
年 | 落札価格 | 重さ | 落札業者 |
2015年 | 451万円 | 180キロ | すしざんまい |
2016年 | 1400万円 | 200キロ | すしざんまい |
2017年 | 7420万円 | 210キロ | すしざんまい |
2018年 | 3645万円 | 400キロ | ヤマ幸 |
2019年 | 3億3360万円(最高値) | 278キロ | すしざんまい |
まとめ
以上、初競りで落札されたマグロはどこで、いくらで食べられるのか調べてみました。
全店舗に配送されるとはいえ、276キロを分けたところで実際に落札したマグロを口にできるかどうかはわかりませんが、縁起物みたいなものなのでノリですしざんまいへ行ってみるのはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント