ギブアンドテイク『GIVE & TAKE』（アダムグラント著）本の要約と解説参考動画（youtube）5選

今日は、人間関係を見直したり、自分がどういう人間かを考えるきっかけになる本をご紹介します。サラリーマン、学生、ママ友、経営者、すべての人に役に立つ本です。

人が生活していく上で、嫌でも他人と何らかの関わりを持たなければ生きていけません。

みなさん、今の環境は快適ですか？

今、自分を取り巻く人間関係をよく観察してみてください。
あなたの周りにはいろいろなタイプの人がいませんか？

いつも人のために労を惜しまず、自分よりも他人のことを優先する人
頼み事があるときは丁寧によってくるけど、終わればそっけない人。

何かしたら露骨に見返りを求める人。

今日ご紹介する本『GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代』は、
組織心理学の研究者である著者が、長年組織や人間関係を分析して得た3つの人間のタイプと特徴などについて解説した本です。

そして、この本は2014年に出版されていて、すでに多くの方がyoutubeなどの動画で解説しています。

そこで、時間がない方のために、この本について動画解説しているyoutbubeをご紹介したいと思います。動画を見た上で、最終的にはぜひ実際に本を手に取って詳しい部分まで読むことをおすすめします。

著者アダム・グラント氏について
『GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代』の概要
まずは動画で楽しみながら要点を理解しよう
『GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代』参考動画5選
『GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代』の価格帯
まとめ

著者アダム・グラント氏について

著者のアダム・グラントさんは組織心理学者であり、ペンシルベニア大学ウォートン校教授です。

1981年生まれととても若く、同大学史上最年少の終身教授となった人です。

『フォーチュン』誌の「世界でもっとも優秀な40歳以下の教授40人」に選ばれたとても優秀な方です。

『GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代』の概要

著者が組織心理学者として数か国において、長年研究を行った結果、人間には次の３つのタイプがあることがわかったと主張しています。

・ギバー（Giver）
　　自分が得る利益よりも多くを与えようとするする人。惜しみなく与える。
・テイカー（Taker）
　　自分の利益ばかりを優先させる人。与えた量よりも多く利益を得ようとする。
・マッチャー（Matcher）
　　損得のバランスを考える人。与えた分の見返りを要求する。

この３タイプ割合は国ごとに違う結果はなくどの国でも同じだったそうです。

この3つのタイプの中で、 一番失敗したのはギバーでした。
しかし、一方で最も成功したのもギバーでした。

・ なぜ成功するギバーと失敗するギバーがいるのか？
・ テイカーとマッチャーは成功しているのか？
・ テイカーはいつもテイカーか？
・ 一番やっかいなテイカーとつきあうにはどうすればいいのか？
・ また、テイカーを変えることはできるのか？

３つのタイプの特性について詳しく解説しながら、これらの疑問や対応方法について解説してくれます。そして「与え合う文化を育て、利己的な社員が過剰に利を得ることを未然に防ぐ」シンプルな対策法を提案してくれます。

この本は次の内容で構成されています。

1. あなたは、まだ「ギブ&テイク」で人生を決めているのか
2 「名刺ファイル」と「フェイスブック」を見直せ
3 チームの総力を活かせる人
4 荒野で“ダイヤモンド”を見つける法
5 「パワーレス」の時代がはじまった
6 「与える人」が気をつけなければならないこと
7 気づかいが報われる人、人に利用されるだけの人
8 人を動かし、夢をかなえる「ギブの輪」
9 「成功への道」を切り拓く人たち